真木大堂
不動明王が睨む、日本一の威厳を体感せよ
位置情報
詳細説明
歴史
真木大堂は、六郷満山本山本寺馬城山伝乗寺の一部として建立されたと伝えられています。この堂宇には、昭和25年に国の重要文化財に指定された9体の仏像が収蔵されています。本尊である阿弥陀如来坐像は、東西南北に邪鬼を制する四天王を従え、その慈愛に満ちた表情は藤原時代の作とされています。かつて伝乗寺は六郷満山の「本山八ヵ寺」の中でも最大規模を誇り、満山の中心的寺院として隆盛を極めましたが、その創建についての確たる文献はなく、「幻の寺」とされています。現在では地元の人々の厚い信仰を集め、大切に保存されています。
見どころ
真木大堂の見どころの一つは、日本一大きな「不動明王」が安置されていることです。この不動明王像は、丸く愛嬌のある顔ながら、右目は天を、左目は地を睨みつけ、上下に牙をのぞかせた威厳ある表情をしています。右手には魔物を退散させ人々の煩悩を断ち切る剣を持ち、左手には悪を縛り付け煩悩から救済する羂索を握っています。背後には火焔光背があり、鳥の形をした「迦楼羅焔」が見えるのも特徴です。また、不動明王の左右には、制多迦童子と矜羯羅童子が並んでおり、その威厳ある姿は圧巻です。
