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この市区町村をすべて見る野付半島
北海道標津町~別海町にある細長い半島である。延長28kmにわたる砂嘴であり、規模としては日本最大である。砂嘴によって囲まれた湾部は野付湾とよばれ干潟やアマモ場が分布している。
道の駅「おだいとう」
道の駅 おだいとうは、国道244号沿い別海町尾岱沼中心から約3kmに位置し、冬から春にかけて数百羽の白鳥が飛来する「白鳥台」に隣接し、敷地内には北方領土返還を願い建設された「叫びの像」「北方展望塔」があります。展望塔からは、野付半島の豊かな自然や国後島を一望できます。 平成23年4月1日から供用開始。
ナラワラ
ナラワラのある野付半島は根室海峡の潮流によって選ばれた砂礫が長い年月にわたって堆積しました。延長約26kmの日本最大の砂嘴です。 その野付半島を貫く道道950号線の途中に小さなパーキングがあり、こちらからナラワラが見えます。野付半島のオンニクルやポンニクルにはかつて原生林が生い茂っていたが地盤沈下による海水浸水でトドマツ、ミズナラを中心とする多くの木々が立ち枯れしてしまい、現在のような荒廃した地になりました。 ナラワラは樹齢100年以上のミズナラの森がこのように立ち枯れして骸骨のように白くなった場所の事で、パーキングから見ると、何百本という真っ白に立ち枯れしたミズナラの荒涼とした景観を一面に見ることができ自然の厳しさとはかなさを感じる事ができます。
トドワラ
トドワラはナラワラから先に進むと、野付半島ネイチャーセンターがあります。こちらの野付半島ネイチャーセンターから野付半島原生花園への片道1.2kmのトド原探勝線歩道を徒歩か花馬車で先端まで行ったところにあるのがトドワラです。 こちらのトドワラはナラワラ同様に野付半島にある枯れ木群のことで、ナラワラはミズナラを中心とした枯れ木なのに対し、トドワラはトドマツを中心とした枯れ木となっています。 トドマツの立ち枯れした骸骨のような荒涼とした景色が広がっていますが風化のためトドワラはますます減少しています。今では枯れたトドマツの姿もわずかとなってしまっているのが現状です。 またトドワラ周辺には木道があり周辺を散策することが可能です。特に原生花園に咲く花のお勧め期間は7月上旬頃が見頃です。
尾岱沼
尾岱沼は目の前に野付半島で囲まれた野付湾が広がっています。野付湾は水深2~5mと非常に浅く、アマモなどの海草が多くて北海シマエビの繁殖地帯となっています。 この浅くて海草の多い漁場をスクリューなどから守る為、尾岱沼の北海シマエビ漁は動力船ではなく三角形の帆が受けます。 潮風だけを推進力とする伝統的な打瀬舟に限定されており、かつ自然環境保護の為、毎年6月中旬~7月下旬と10月中旬~11月中旬の2回しか行われません。 この三角形の帆を張った打瀬舟を用いた北海シマエビの打瀬漁は、そのロマンチックさもあって北海道遺産にも指定されており有名です。 この北海シマエビ漁を見るには別海町観光船パワードリーム号で船の上から見るのがおすすめです。
白鳥台
白鳥台は11月~3月にかけて数千羽のオオハクチョウが羽を休める白鳥の観察ポイントです。 それ以外にもこの白鳥台には北方領土返還要求運動の正しい理解と国民世論高揚の為に1982年に作られた北方展望塔があります。こちらでは北方領土を勉強する事が可能です。展望室のある3階からは無料の双眼鏡で根室海峡や国後島を見る事ができます。 また2階の展示室では北方領土の歴史についてのパネルや写真を見ることができ、どのようにして北方領土が旧ソビエトに不法占領されたかがよくわかるでしょう。そしてここは2011年4月から道の駅となり、北方展望塔の1階はレストランとなり尾岱沼産のホタテ丼やホタテカレーなどが食べられ人気があります。
