機物神社
織姫をまつる神社です。「機物」という名は、七夕より先にありました。
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位置情報
詳細説明
交野市倉治の神社です。天野川をはさんで、対岸の枚方市側にある牽牛石――彦星の石――と向かいあっています。 まつられているのは。名のなかに「たなばた」が入っている、織物の神です。この神が織姫にあたるとされ、ここは七夕伝説の織姫の側になります。 ただ、「機物(はたもの)」という名の由来は、じつは七夕の物語より先にあります。古代、この一帯には大陸から渡ってきたと呼ばれる人たちが住み、養蚕と絹織物をつくっていました。その一族を祀る社だから「はたもの」。あとになって「秦」の字が、機織りの「機」に置きかわったと伝えられています。 つまり順序はこうです。まず、機を織る渡来の人たちがいた。その神社があった。そこへ、中国から伝わった七夕の物語が重なった。平安時代の貴族たちは天野川を空の天の川に見立てて歌を詠み、川の両岸に織姫と彦星を当てはめていきます。 7月6日と7日の祭礼には、境内にたくさんの笹竹が立ちます。参拝した人が五色の短冊に願いを書いて、好きな笹に結びつける。交野の夏の風物詩です。 星の物語は空の話ですが、この神社の名前は地面の話です。織る人がここにいた、という記録のほうが先にありました。

