築地塀
本社を囲む土塀です。「信長塀」と呼ばれています。
位置情報
詳細説明
国宝の社殿をぐるりと囲んでいる土塀です。「信長塀」という通称で呼ばれています。織田信長が奉納したものと伝えられているためです。 ただし、信長とこの社の関わりで記録としてはっきりしているのは、塀ではなく別のものです。天正8年(1580年)8月、信長はこの本殿にを寄進しました。 本殿のつくりは八幡造といって、屋根をもつ建物が前後にふたつ並んでいます。ふたつの屋根が接するところには、当然、雨水の集まる谷ができる。そこに掛ける樋を、信長は黄金で誂えたのです。いまも社殿の上に残っています。 塀のほうは、社殿と参拝する人のあいだを区切っています。近づくと、土の壁のなかに層があるのが見えます。 信長がこの山に何を見ていたのかは分かりません。ただ、京と大坂のあいだを押さえる山で、朝廷の崇敬を受けてきた社に、彼が金を使ったことは確かです。
