山田池公園
公園の池ではありません。田に水を引くために、千二百年前に掘られた池です。
タグ
位置情報
詳細説明
散歩の途中に見かける池、と思って眺めると、その古さを見落とします。 大阪府営山田池公園の真ん中にある山田池は、公園のためにつくられた池ではありません。もともとの目的はでした。造られたのはおよそ1200年前、のことと伝えられています。稲作のしくみとして掘られた水面が、千二百年たって公園の中心になっているわけです。 公園は山田池を抱く北地区と、広い芝生が開ける南地区に分かれています。北地区には花しょうぶ園やあじさい園、スイレン池、もみじ谷。花しょうぶは約140品種で、5月下旬から6月中旬に開園します。入園は無料、公園そのものは24時間開いていて休園日もありません。 昭和59年(1984年)、枚方市は市制35周年を記念して市民から候補地を募り、八つの風景を「枚方八景」に選びました。ここはそのひとつ、「山田池の月」です。選ばれたのは池そのものではなく、水面に映るものの方でした。 千二百年前に掘られた池が、いまは映すものの名で呼ばれています。役目は変わっても、池はそのまま残りました。

