久修園院
江戸時代の僧がつくった天球儀と地球儀が伝わる寺。見学は予約制です。
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位置情報
詳細説明
ひとりの僧が、天と地をそれぞれ球にしました。二つとも、この寺に残っています。 久修園院を立て直したのは、宗覚律師という人です。延宝8年(1680年)のことでした。この人がただ者ではありません。宗教学はもちろん、地理学、医学、天文学、絵画、工芸、音楽、武術まで究めたと伝えられます。 元禄15年(1702年)ごろ、宗覚はまずをつくりました。直径52センチの銅の球に、星と星座を刻んだものです。支柱には「天文博士 保井算哲の図を模して作った」と銘が入っています。保井算哲、のちの渋川春海。日本ではじめて国産の暦をつくった、幕府の初代天文方その人です。枚方の僧が、当代一の天文学者の星図を写していたことになります。 同じころ、宗覚はもうひとつ球をつくりました。地球儀です。こちらは張子製で直径20センチ、墨で手書き。ただし球の上の大陸は、によって配置されています。 天は最新の科学で、地は仏の世界観で。同じ人の手から、性格の違う二つの球が生まれました。どちらも平成14年(2002年)に枚方市の有形文化財に指定されています。 見学には予約が要ります。訪ねるときは、先に寺へ連絡してください。

