国見山
枚方の東のはずれの山。山頂は城跡で、三つの川が合わさるのが見えます。
位置情報
詳細説明
見晴らしのいい山には、たいてい城があります。この山もそうでした。 国見山の山頂には、かつてがあったと伝えられます。築いたのは津田正信、十五世紀の末のこととされます。国見山城とも呼ばれ、いまも山頂には平らにならされた土地と土塁が残っています。 「国見」という名のとおり、ここからは遠くまで見わたせます。南東には大和へ続く山並み、その東に広がる南山城平野を木津川が北へ流れていきます。目を移せば、木津川・宇治川・桂川が一つに合わさるあたりの向こうに京都の市街が広がり、さらに奥には比良・比叡の山容。石清水の鳩ケ峰と天王山のあいだからは淀川が南へ流れ出し、摂津と河内を二分していきます。空気の澄んだ日には、下流の方向に六甲山と、白く光る大阪湾まで見えます。 城を築いた人が、なぜここを選んだのか。登ってみればすぐに分かります。この山からは、京も大和も摂津も河内も、いちどに見えるのです。 昭和59年(1984年)、この眺めは「国見山の展望」として枚方八景に選ばれました。津田の側からはよく整備された登山道があり、途中には山桜を見上げる位置にウッドデッキが設けられています。
