小野邸
宿場の通りに、江戸時代の商家がそのまま建っています。いまも人が住む家です。
位置情報
詳細説明
京街道に西を向いて建つ、間口の広い町家です。二階は低いつし二階、屋根は切妻の桟瓦葺き。表にはミセ窓と半蔀(はじとみ)が残り、宿場だったころの通りの顔がそのまま続いています。 小野家が江戸時代に営んでいたのはでした。枚方宿は東海道五十六番目の宿場。京街道を行く旅人と、淀川を上り下りする舟が行きかう町です。旅籠だけでなく、こうした商家が軒を並べていました。 建物が建てられたのは江戸時代の終わりごろ、天保から慶応のあいだと考えられています。中は通り土間を軸に座敷が並ぶ、町家の基本のかたち。のちの改造が少なく、当時のつくりがよく残っています。令和3年(2021年)10月14日、店舗兼主屋・離れ・道具蔵の3棟が国の登録有形文化財になりました。 いまも個人のお住まいです。中には入れません。通りから、格子と瓦と土壁の並びを眺めてください。枚方宿の町並みは、こういう家が一軒ずつ残っていることで成り立っています。
