万年寺跡
寺が消えた丘に、石柱と石塔だけが残っています。万年寺山の名の由来です。
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位置情報
詳細説明
丘の名前だけが、寺の名前のまま残りました。 淀川ぞいの枚方宿を見おろす小高い丘、万年寺山。その名のとおり、ここには長松山万年寺という寺がありました。丘の名は寺から付いたのであって、寺が丘の名を借りたのではありません。 その寺が、明治のによって廃寺になります。そして明治42年(1909年)、空いたこの丘へが遷ってきました。それまでの境内が狭かったためです。寺が去り、神社が来る。同じ丘の上で、まつるものだけが入れ替わりました。 万年寺にあった仏像などは、三矢の浄念寺へ移されています。建物は残りませんでした。いま参道の石段の脇にあるのは、「長松山萬年寺」と刻まれた石柱と、苔むした石塔だけです。 寺の名を石に刻んでおいたことで、名前だけが千年を越えて残りました。地名というのは、そういうふうにできているのだと気づかされる丘です。

