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妙見山の煙突

団地のなかに、煙突が一本だけ立っています。火薬工場の生き残りです。

基本情報

光善寺駅

位置情報

緯度: 34.794420
経度: 135.643357

詳細説明

香里団地の一角、上下水道局の妙見山配水池の敷地に、煙突が一本だけ立っています。まわりに工場はありません。煙突だけが残りました。 戦前、この丘の一帯は火薬の工場でした。昭和14年(1939年)に宇治火薬製造所の香里工場として動きだし、昭和17年(1942年)には東京第二陸軍造兵廠香里製造所として独立します。 この煙突は、その工場の第三汽缶場のものです。汽缶場、つまりボイラー室。何のための蒸気だったかというと、でした。宇治から運ばれてきた火薬は湿っていて、そのままでは使えなかったのです。 戦後、跡地は日本住宅公団の手でまるごと香里団地に変わりました。そして昭和59年(1984年)、枚方市はこの煙突をとして永久に保存すると決めます。戦争につながる建造物を、あえて壊さずに置いておく、という判断でした。 枚方市は昭和57年(1982年)に「非核平和都市」を宣言し、3月1日を「平和の日」としています。3月1日は、禁野火薬庫が大爆発した日です。配水池の敷地はふだん立入禁止ですが、春と秋に臨時開放され、煙突のそばまで行くことができます。

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