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尊延寺

明王がそろって残る寺。国の重要文化財の2体は、いま寺を離れています。

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基本情報

位置情報

緯度: 34.803543
経度: 135.731825

詳細説明

枚方の東のはずれ、尊延寺という集落に高野山真言宗の寺があります。地名がそのまま寺の名です。 この寺の本尊は、一体の仏ではありません。――中央に大聖不動明王、そのまわりに降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉の四明王が立つ、密教の守りの仏の勢ぞろいです。等身大でこれだけそろって伝わっている例は、全国でもそう多くありません。 そのうち降三世明王立像と軍荼利明王立像の2体は、平安時代後期、11世紀前半の作とみられています。作風はたがいに違うのに、大きさと細部の形式はぴたりと合う。もとは一組だったものが2体だけ生き残ったのだろう、と考えられています。平成28年(2016年)8月17日、国の重要文化財に指定されました。像高はどちらも158センチほど。ちょうど人の背丈です。 ただし、いまこの2体はお寺にいません。のです。つなぎ目がゆるみ、表面の剥落が進み、ねずみが開けたとみられる孔もありました。令和11年度の終わりに帰ってくる予定です。 残る不動明王立像・大威徳明王坐像・金剛夜叉明王立像は拝観できます。ただし1週間前までに寺へ連絡が必要です(尊延寺 072-858-6480)。ふらりと立ち寄って会える仏ではない、ということも含めて、この寺のありようです。

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