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枚方宿本陣跡

お金では泊まれなかった宿。枚方宿の本陣跡は、いま小さな公園です。

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基本情報

枚方公園駅

位置情報

緯度: 34.814593
経度: 135.642282

詳細説明

お金を払えば泊まれる宿ではありませんでした。ここに泊まれるかどうかは、身分で決まっていたのです。 京と大坂のちょうど中間にあたる枚方宿。その中心に置かれていたのが本陣です。泊まれるのは大名や旗本、幕府の役人、公家といった身分の高い人だけ。ふつうの旅人は、どれだけ懐が豊かでも断られました。商売として客を泊める宿屋ではなかったのです。 本陣には、旅籠に備えることを許されていない造りがありました。表門、式台の付いた玄関、そしてです。 枚方宿の本陣をつとめたのは、三矢村の池尻善兵衛家でした。代々この役を引き受けています。天明5年(1785年)に幕府へ提出した書類によれば、敷地は間口およそ20間、奥行およそ24間。そこに建坪215坪ほどの建物が建っていました。 その本陣が、明治3年(1870年)に姿を消します。建物が傷んだからではありません。本陣という名目そのものを廃止する通達が出て、制度ごと無くなったのです。空いた跡地には、やがてが置かれました。 いまここは三矢公園という小さな公園で、案内板と石碑が立つだけです。大名行列が門をくぐった場所だと知ってから立つと、ふだんの公園の景色が少し違って見えてきます。

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