位置情報
詳細説明
秩父三十四観音霊場の第五番・語歌堂は、堂だけがぽつんと建つ、住職のいない札所です。御朱印は歩いて数分の別当寺・長興寺で受けます。観音堂と別当寺が分かれた、札所本来の形を今に残しています。 本尊は。三十四の札所のなかで、この観音を本尊とするのは語歌堂だけです。堂は、長興寺の檀徒だった本間孫八が、慈覚大師の作と伝わる観音像を安置するために建てたと伝えられています。ある夜、孫八は訪ねてきた旅の僧との道について夜を徹して語り合い、明け方にその奥義を悟りました。僧はいつの間にか姿を消しており、聖徳太子の化身だったとも、観音の化身だったともいわれます。この語らいが「語歌堂」の名の由来です。 現在の観音堂は文化年間(1804〜1818)の再建で、地元出身の棟梁が手がけました。仁王門の裏側には風神と雷神の像が立っています。町指定文化財の銅鐘には、明和元年(1764)に江戸神田の鋳物師が鋳造し、江戸の町民たちが結縁して納めたことが刻まれており、江戸からの巡礼でにぎわった時代を物語ります。「子返しの観音」の別名でも親しまれ、学問や芸事の上達を願う人が訪れます。











