灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
日本一の酒どころ「灘五郷(なだごごう)」は、西郷・御影郷・魚崎郷(神戸市)と西宮郷・今津郷(西宮市)の総称。1840年に見つかった名水「宮水」と六甲おろしの寒風、丹波杜氏の技が育て、江戸時代には樽廻船で運ばれる「下り酒」として江戸の酒の大半を占めました。その歴史を伝える資料館や記念館を、阪神電車沿いに巡ります。
灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設 のスポット
神戸酒心館
神戸市東灘区の御影郷にある「福寿」の蔵元、神戸酒心館です。創業は1751年(宝暦元年)で、十三代にわたって御影の地で酒を造り続けてきました。 この蔵の名を世界に知らせたのが2008年12月10日。ストックホルムで開かれたの晩餐会で「福寿 純米吟醸」が提供されたのです。この年は日本人4人が受賞した年で、以来この酒は同じ…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
白鹿記念酒造博物館
西宮市の西宮郷にある「白鹿」の蔵元、辰馬本家酒造が創業320年を記念して1982年に開いた博物館で、愛称は「酒ミュージアム」です。辰馬本家酒造の創業は1662年(寛文2年)。初代の辰屋吉左衛門が屋敷の中に井戸を掘り、その水で酒を造り始めたと伝わります。「白鹿」の名は、唐の玄宗皇帝の宮中に千年生きた白い鹿が迷い込んだと…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
日本盛 酒蔵通り煉瓦館
西宮市用海町、西宮郷の酒蔵が並ぶ通りにある日本盛の複合施設です。日本盛は1889年(明治22年)に「西宮企業会社」として生まれた蔵元で、2000年に社名を日本盛株式会社に改めたのと同じ年に、この煉瓦館を開きました。 1階には旬の食材と蔵元の酒を合わせる日本料理のレストラン「花さかり」、ここでしか手に入らない酒や酒器を…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
沢の鶴資料館
神戸市灘区、灘五郷のいちばん西にあたる西郷(にしごう)にある沢の鶴の資料館です。建物は江戸時代末期の酒蔵「大石蔵」で、棟梁が残した墨書には1839年(天保10年)と記されています。1980年に兵庫県の重要有形民俗文化財に指定された古い蔵をそのまま資料館にしたものでした。 1995年1月17日の阪神・淡路大震災で建物は…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
浜福鶴吟醸工房
神戸市東灘区の魚崎郷にある見学酒蔵です。1995年1月の阪神・淡路大震災で蔵は全壊しましたが、酒造りの生命線である井戸水は枯れず、翌1996年1月には製造を再開。同年3月には鉄筋コンクリートの蔵に建て替え、一年を通して酒を仕込みながら、その現場をガラス越しに見せる見学酒蔵に生まれ変わりました。 ガラス張りの見学通路か…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
白鶴酒造資料館
神戸市東灘区の御影郷にある白鶴酒造の資料館です。建物は大正時代の初めに建てられた木造の酒蔵「本店壱号蔵」そのもの。1969年3月まで実際に酒を造っていた蔵を改装し、1982年に資料館として開きました。1995年の阪神・淡路大震災で被災しましたが、1997年に復興し、2018年には酒蔵の中でプロジェクションマッピングを…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
櫻正宗記念館「櫻宴」
神戸市東灘区の魚崎郷にある櫻正宗の記念館です。櫻正宗は1625年(寛永2年)に屋号「荒牧屋」で酒造りを始め、1717年に初代山邑太左衛門を名乗って創業した蔵元。この蔵が日本の酒の歴史に残した足跡は二つあります。 一つは「正宗」という酒銘。1840年、六代目の山邑太左衛門が経巻に書かれた「臨済正宗」の文字を見て、正宗(…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
菊正宗酒造記念館
神戸市東灘区、住吉川のほとりにある菊正宗酒造の記念館です。菊正宗の創業は1659年(万治2年)、嘉納治郎太夫宗徳が御影の本宅の敷地に酒蔵を建てたのが始まりで、その創業当時の酒蔵を1960年に現在の場所へ移して記念館として公開したのがこの施設の原点でした。 1995年1月17日の阪神・淡路大震災でその建物は倒壊しますが…
- 灘五郷の酒蔵をめぐる ─ 神戸・西宮で見学できる8施設
