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橋姫神社

宇治橋を守る女神の社。宇治十帖の始まりと「丑の刻参り」の原型

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基本情報

三室戸駅

位置情報

緯度: 34.891111
経度: 135.805835

詳細説明

宇治橋を渡るとき、上流側にひとつだけ張り出した部分があるのに気づくでしょうか。「」と呼ばれるその場所に、かつて橋の守り神・橋姫がまつられていたと伝えられています。豊臣秀吉が茶の湯の水をそこから汲ませたともいわれ、いまも宇治茶まつりで名水汲み上げの儀が行われる場所です。 橋姫神社の祭神は。水の女神で、「橋姫」はその呼び名です。小さな境内には橋姫社と、水運の神をまつる住吉社の二つの社が並ぶだけです。江戸時代には宇治橋の西詰にありましたが、明治3年(1870)の大洪水で流され、明治のうちに現在のあがた通り沿いへ移されました。 宇治橋は大化2年(646)に元興寺の僧・道登が架けたと伝わる日本三古橋の一つで、橋姫は古くから歌に詠まれてきました。『古今和歌集』には「さむしろに衣かたしき今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」の歌があり、『源氏物語』宇治十帖の第一帖「橋姫」では、薫が大君に贈った歌にその名が現れます。橋姫神社が宇治十帖の古跡とされるのはこのためで、江戸時代に古典が庶民に親しまれるなかで名所となりました。一方、『平家物語』の剣巻には嫉妬に狂って鬼となる橋姫の物語が語られ、「丑の刻参り」の原型といわれています。いまは悪縁を断つ縁切りの神としても参拝されています。

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