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詳細説明
「東福寺」という名には、奈良の二大寺に並ぶ寺を、という願いが刻まれています。東大寺の「東」と、の「福」から一字ずつ取った寺号です。摂政の九条道家を開基、宋に学んだ円爾(聖一国師)を開山として、嘉禎2年(1236)から建長7年(1255)まで19年をかけて完成し、京都五山の第四位に列せられました。 室町時代に再建されたのち、明治に至るまで大きな兵火を受けなかったため、中世の建物がそろって残っています。三門は禅宗の三門として現存最古で、国宝です。貞和3年(1347)再建の禅堂は現存最古最大の坐禅道場、1459年の瓦銘を持つ浴室、そして「百雪隠」の通称で呼ばれる室町前期のも重要文化財です。禅では用便も修行の一部とされ、便所までが文化財として守られてきました。 紅葉の名所・通天橋は、本堂から開山堂へ渡る橋廊です。天授6年(1380)に春屋妙葩が架けたと伝えられ、1959年の台風で倒れたのち1961年に再建されました。方丈を四方から囲む「八相の庭」は、昭和14年(1939)に作庭家のが手がけた最初の大作で、2014年に国の名勝に指定されています。明治14年(1881)の失火で失われた本堂は昭和9年(1934)に再建され、天井には堂本印象の蒼龍図が描かれています。










